派遣業界に詳しく、これからの派遣業についての考え方が同じだった
お客様概要
株式会社パーソナック(人材登録プラザ サテラ)様
http://www.satela-net.com/
三重県に本社を置く、三重県、岐阜県、愛知県での人材派遣会社。
2008年のリーマン・ショックを発端とした派遣切りの厳しい時期を乗り越え、新たなステップに向けて邁進されている鈴木昇社長と橋爪雅典部長にお話をお伺いしました。
1.一度は断ったが、再度話を聞きに行った
Q.ナデックが開業して間もない頃からパーソナック様には顧問契約をしていただいているそうですが、契約に至るきっかけは何ですか?
小岩さんがフラッとウチに来たのが最初ですよ(笑)。
社労士さんが飛び込みで営業に来られるのは珍しいなと感じました。
その時には、ほんの少しの時間で帰ってもらったんですが、とても熱心だったのを覚えています。
Q.最初はお断りされたのに、なぜ契約に至ったんですか?
実は、別の社労士さんと契約していたんですが、その社労士さんは派遣について、あまり詳しくなかったんです。
ナデックさんは、派遣業界に強いと言われていたので、派遣業は特殊な部分がありますから、とにかくもう少し詳しく話を聞いてみようと、鈴鹿にあるナデックさんの事務所へお伺いしたんです。
2.決め手は派遣業界に詳しく、同じ感覚を共有できたこと
Q.社会保険労務士を変更するのはかなりの英断ではありませんでしたか?
本来はあまり変えるものではないかもしれませんが、私はそれが必要だと思ったらパッと変えてしまう方なんです。
Q.ナデックに変更しようと思われた決め手は何ですか?
まず、前の社労士が派遣業についてあまり詳しくなかったということ。
そして、小岩さん自身が独立前に派遣会社に勤めていた経験もあるそうで、派遣業界に詳しいということが話をする中でよくわかったこと。
何より、これからの派遣業についての感覚・考え方が私たちと同じだったことです。
派遣業界のグレーな状況を透明度のあるものに変えていきたいという気持ちが一致しました。これからの派遣業界がどうあるべきか、どうしていきたいか、そういった気持ちが同じ方だと感じたんです。
それに、話をする中で小岩さんの誠実で真面目な人柄も伝わってきました。当時は開業したばかりでしたが、これから伸びるぞ、と思いましたよ。
3.慰安旅行にも同行してもらい勉強会を開催したことも
Q.実際にナデックと契約されていかがですか?
社員ひとりひとりがきちんと対応できるよう、不明な事があればすぐにナデックに質問している
本当に蜜にお付き合いをさせていただいています。
小岩さんには、当社の慰安旅行にも一緒に来ていただいて、その中で社員に勉強会を開いてもらったこともありますよ。
それに、困ったことがあると、社員がすぐに直接電話をして質問させてもらえる体制なので、本当に助かっています。
派遣に登録されている方や、派遣を頼む企業様に対してあやふやな点を残さず、すぐにクリアにできるので、安心して当社に登録・ご依頼いただけるのではないでしょうか?
ナデックさんはいわば営業ツールのひとつと言っていいかもしれません。
4.派遣切り問題にも一緒に取り組んでもらった
Q.その他に印象に残っていることはありますか?
専門家として助けていただけるのは頼りがいがありますね。
リーマン・ショックの影響で、全国的に派遣切りが問題になっていた時期に、当社でも岐阜県大垣市で解雇をしなくてはいけない事態がありました。
この時には、ナデックさんにも一緒に取り組んでもらい、派遣登録者との話し合いにも同席してもらいました。
デリケートな問題ですから、ナデックさんに同席してもらえたのは非常に安心感がありました。おかげで、大きなトラブルに発展することもなく、円満に解決することができました。
どうしても私たちでは手におえない事があるので、そんな時に専門家として助けていただけるのは頼りがいがありますね。
Q.派遣業はどうしても一般の会社よりも人の出入りも多いですからトラブルは起こりやすいと言えますね?
人が多いですし、一般の雇用契約とは違いますから、やはりトラブルは起こりやすい業態ではあると思います。
小岩さんは、特定社会保険労務士の資格を持っていらっしゃるので、万が一、調停が必要となった場合でも対応をお願いできるので、そういった点でも安心感があります。
とはいえ、まずはトラブルが起こらないようにすることが一番大切ですけどね。
5.法律遵守がトラブル回避の一番の方法
Q.トラブルが起こらないよう工夫されていることはありますか?
派遣業は、法律を無視しては成り立たない事業
派遣業は、法律を無視しては成り立たない事業だと思います。
逆に言えば、きちんと法律通りにやっていけばトラブルも起こらないはず。
人が多いので、社会保険やその他法律で必要なことをすべてきちんと行っていると煩雑な作業が増えることになります。
しかし、“そこまでやらなきゃいけないのか”というくらいまでやらなくてはいけないと思っています。
法律に遵守することで、登録していただいている方に安心して働いてもらえるんです。
その分、ナデックさんには期待するところが大きいですよ。
先ほど、慰安旅行で勉強会をしたお話もありましたが、法律に遵守して、かつ社員の方がそれらの知識をしっかり身に付けられるようにされているんですね。
リーマン・ショックでかなり厳しい時期があったので、一時期勉強会も中断していましたが、またスタートさせる予定です。
一人一人がスキルアップすることはとても大切なことだと思いますから。
その時には、またナデックさんにもご協力いただくことがあると思いますので、よろしくお願いします。
6.変化に対応すること。新しくチャレンジすること。
Q.ナデックと契約されてからの約8年は、派遣業界にとっても色々な変化があったと思いますが。
本当に色々な意味で変化が多くありましたね。
派遣の規制緩和から派遣業界への注目が高まり、ニーズが増えた時期も、逆にリーマン・ショックから急激に派遣業界に厳しい風が吹いた時期もありました。
それに、労働者派遣法の改正もありました。
本当に、山あり谷ありの中を、ナデックさんにも一緒に乗り越えてきてもらったという感じがします。
これからも、様々な変化があると思いますが、私たちはそれに対応していかなくてはいけません。ナデックさんにも一緒にこれからもがんばってほしいと思っています。
それに、ただ、現状に甘んじているだけではなく、エンジニア部門でCADスクールを開設するなど、新しいことにも取り組んでいこうと計画をしているところです。
それらについても、ぜひ相談に乗ってほしいと思っています。
Q.今後、ナデックにどのようなことを望みますか?
先ほども話しましたが、今後、これまでのノウハウを活かしながら、新しいことにもチャレンジしていきたいと思っています。これからの社会に必要とされるものに、しっかりと対応していけるように色々と計画していることがあります。
これから、具体的にそれらに取り組んでいく際には、ナデックさんの協力は不可欠ですから、また相談させていただきます。
ナデックさんには、現状維持をすることだけではなく、新しいことにチャレンジしていく時に、私たちと一緒に前向きに取り組んでいただけるような社労士であってほしいと思っています。
鈴木様、橋爪様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
2011年1月
取材制作:カスタマワイズ